【体験談】非学会員が創価の教学試験を受けてみた!試験の内容やリアル体験を紹介します

宗教

創価学会員がこぞって受けている試験「教学試験」を知っていますか?仏法を学ぶために行われる試験です。

この記事では非学会員の私が体験した勉強や試験、疑問に思ったことを紹介します。

学会員ではない私でも合格できました。

まず教学試験の概要をさらっと紹介します。

教学試験の概要

教学試験とは「教学部任用試験」と言われ、仏法の”信仰への確信”を深めるために行われています。

日々学んでいることの成果を発揮する機会ですね。要は理解度チェックだと考えます。英検などの世間一般的な資格ではありません。確信つかんでいるから学会活動できる!という活動のための試験です。

キリスト教でいう聖書を学ぶみたいな感じだと思ってください。

試験にはレベルがあります。青年部教学試験1級、2級などです。私は最初の入門「教学任用試験仏法入門」を受験しました。

日蓮大聖人は、弟子たちに信仰への確信を深めるために、教示を学び実践することを深めています。

引用元:仏法を学ぶ|創価学会公式サイト

以下試験の概要です。

  • 試験時間:60分
  • 試験方式:マークシート方式(全50問)
  • 試験内容:御書および教学入門(詳しくは次の章で紹介)
  • 受験料:無料
  • 受験会場:創価学会の会館
  • 受験資格:中1から誰でも(学会員じゃなくても受験可)
  • 申込方法:支部長に連絡し、申込用紙に記入し提出する
  • 結果発表:試験日から約1週間後

合否は支部から連絡がきて、合格証は後日もらいます。座談会で発表したりすることもあります。

申込や受験もオンラインではできません。申込くらいオンラインでできないのかよって思いますよね。おそらく、誰が受験するのかを部長とかリーダーが把握する必要があるからでしょうね。

私が受験した理由は、主人にすすめられたからです(本音はネタだから)

次に勉強方法や試験日の様子を紹介します。私は試験前日と当日合わせて2時間くらいしかしていません。

教学試験の勉強方法

大百蓮華という冊子にある「教学講義」というところを読みます。でもですね、読んでもさっぱりなんです。上の写真のような感じです。

試験は仏法の内容と日蓮大聖人や創価学会の歴史から出題されます。私の感覚では歴史は2割くらい、残りは仏法の内容です。

私は読んでも分からないので、対策問題を解きました。でも用語とか聞いたことあるくらいの私の理解度でも7割くらい正解できました。

理由は国語力でどうにかなるからです。マークシートだから問題や選択肢を読み込んで、正解を導けます。ひとつの文章に複数回答する部分もあります。わかるところから当てはめて、あとは消去法で解けます。

例えば、三障四魔についての問題。

『四魔の中で、天子魔以外の3つに当たるものをア~エから選びなさい。

ア、陰魔 イ、死魔 ウ、煩悩魔 エ、睡魔 』

よくわからんけど、睡魔て。ぜったいちがうやん!答えはア、イ、ウです。

もう一問紹介します。

『「法華経を信ずる人は(①)のごとし。(①)は必ず(②)となる」①、②に入る正しい言葉をア~エから一つ選びなさい。

ア、春 イ、夏 ウ、秋 エ、冬』

答え:冬は必ず春となる。

こんな感じです。なんとなく答えがわかりませんか?

実は2014年からマークシート方式に変わりました。筆記だったら私は受かってなかったですね。

対策問題はほしいと言えばもらえます。いや、言わなくてももらえる気がします。教学部の動画講義でも勉強できます(現在閲覧不可)

※教学部とは御書を監修したり試験の問題を作ったりしている創価学会の組織です。仏法の教義(教え)を深く究めるために活動しています。

私は試験の前日に対策問題を解いて、まちがったところは大百蓮華をみて確認しました。あとは「仏法入門」といわれる教学試験のための本もさらっとぱらぱらっとして、2016年の過去問を解きました。

勉強しなくても合格できるかもしれません。ただし、歴史の問題は知らないとまったくわかりません。日蓮大聖人や創価学会の歴史は知っているか知らないだけの問題です。例えば、創立記念日や年号、事件の名称や日蓮大聖人の弟子の名前などが出題されます。

歴史の問題は2~3割程度なので、知っていれば確実に点数をとれる部分ではありますね。どのくらいの正答率で合格できるかは不明ですが、6~7割正解すれば合格できるようです。

問題と選択肢を読み込んで正解を導けば合格します。

教学試験当日

試験当日、主人といっしょに受験会場である会場に行きました。なんと!付き添いの人めっちゃおる!子どもの受験か!

昼と夜の部、13時半か19時半かを選択できます。私は昼の部で受験しました。

受付で受験票を提示して、番号がかかれた付箋をもらい、その番号がかかれた席に座りました。受験番号とこの番号は異なります。

私は大きい会場で受けたので、大学受験かのような広い会場でした。長机に2名で、おそらく200名くらいの規模でした。

試験開始は13時半で、13時から試験の説明がありました。マークはうすいとダメだよとか、細かい説明です。

このとき、池田先生からのお言葉があります。『大変におめでとうございます。自他ともの幸福、意義深き挑戦であり、大聖人が称賛されている、、合否を超えて幸福の博士うんぬん』

受験者の年齢層は高いと感じました。私は40代ですが若い方でした。もちろん中学生くらいの学生もいます。マークシートの試験は初めてだよと話すおじいちゃんがいました(ほのぼの)男女比の差はありません。

回答はマークシート方式、ア~オの2~5択から選びます。(2択で外したくないですね)大問5問の全50問です。

制限時間は60分で、開始から30分経過したら途中退出できます。黙って手を挙げると会場のスタッフが問題用紙、回答用紙、受験票を回収してくれます。

私の場合、回答し終わって確認したら40分かかっていました。周りをみるとほとんどいない!6割くらいは退出していましたね。

私の感想「過去問より簡単だった気がする、でもわからないところもあったな」

教学試験のよくある質問

受験者数と合格者数は?
2022年11月は9万人以上が受験しました。毎年合格者数は公表されていませんが、合格率6割くらいらしいです。試験日翌日の聖教新聞に、受験者数や試験の問題と答えが載っています。

参考元:聖教新聞 

毎年行われているの?
年1回開催されています。しかしコロナの影響で、2022年の前は2016年に行われました。
学会員はみんな受けているの?
全員ではないですが、入門レベルは受験した人が大半です。
学会員じゃなくても受ける人はいるの?
います。会友(かいゆう)さんと言われ、仏法を学びたい人が受験するようです。私も会友として受験しました。
学会員は受験するように言われるの?
自ら受けるという人は少ないです。周りからすすめられて受験する人がほとんどです。もちろん強制ではありません。

ただし、受験啓蒙という活動はあります。受けてみない?とおすすめする活動です。聖教新聞読んでみない?のような感じですね。

合格したらどうなるの?
入門に合格したら「助師(じょし)」という称号が与えられます。レベルによって称号は異なり、青年教学1級に合格すると「教授」の称号がもらえます。だからといって、学会内で優遇されたりすることはありません。

知識ではなく知恵の試験

試験は合否の結果がでますが、教学試験は「合否ではありません」と言われます。試験の目的が仏法を理解してもらうためだからです。

仏法哲学は学会の根本だから、より信仰の確信が持て、おのずと血肉になります。生きていくうえで起きることが、仏法の教えだと捉えることができます。これまでの経験に紐づけて理解でき、すべてのできごとにおいて価値を創造できるのです。これが創価学会!(←試験に出ますマジで)

創価を前面否定するのではなく、客観的に書きましたがどうでしたかね。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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