あなたも教祖になれます。
インフルエンサーになれます。
人を操ることができたら、影響力を持つ人になれます。
人は簡単にだますことができますよ。
宗教もオンラインサロンも似たもの同士です。
不安をあおって、仲間をつくって囲っています。
この記事では書籍「完全教祖マニュアル」を紹介します。
主人とその家族がバリバリ創価の人です。
信者ビジネスにはまっているのです。
この体験を踏まえ、信者ビジネスのからくりを紹介します。
キリスト教は世界中に信者がいて、何千年も続いている宗教です。
信者ビジネスがうまくいっていく証拠です。
宗教に対して拒否感がある人は多いと思います。
考え方、思想のひとつととらえて読み進めてください。
宗教や思想はビジネスに役に立つのです。
教祖になるための3ステップ
- 教えをつくる
- 信者を集める
- 信者に布教させる
1. 教えをつくる
教義をつくります。考え方、思想のことです。
難しく考える必要はありません。
すでにある宗教の焼き直しでいいのです。
イエスキリストは、ユダヤ教の信者でした。
ユダヤ教をアレンジしたものがキリスト教なのです。
ポイントは、今の時代の社会の基準で幸せになれていない人を救うものであることです。
やや反社会的なものがうけます。
キリスト教や仏教などは自分たちが提唱した新しい価値基準で、それまでの社会が提示していた価値基準を塗り替えてしまった宗教です。それができたからこそ、あんなに有名だし、長続きしているのです。
引用元:「完全教祖マニュアル」架神恭介/辰巳一世
教えの中心は、神様の存在です。
神様がいることのメリット
神様は存在しません。
神様の存在をつくることは、とっても都合がいいからです。
信者が「神様は絶対間違えない。必ず正しいことをする」と本気で信じてさえいれば、どんな結果が出たとしても「これが神の意思なら間違いない」と肯定的に受け入れられるのです。神の役割はむしろここにあります。神は困っていれば助けてくれる便利なお助けキャラではなく、困っていること自体を肯定する存在だといえるのです。
引用元:「完全教祖マニュアル」架神恭介/辰巳一世
イスラム教の聖地、メッカには黒い石が置いてあるだけです。
この石のために世界中から人が集まっています。
創価学会の教え
創価は「死んだら極楽浄土に行ける」という教えを真っ向から否定します。
南無阿弥陀仏といったら怒られます。
南無妙法蓮華経を唱えれば、無限のパワーが引き出せる!
ウソか本当かわかりません。
しかし、「無限のパワー」を「やる気」に置き換えればタネは簡単です。
創価学会員から
お題目を唱えれば大学に受かるよ
とかいわれて、お題目を唱えると「やる気」が出る⇒勉強する⇒受かる というからくりです。
信仰心があれば、お題目がやる気のきっかけとなりうるのです。
意味のないものをどう意味のあるものとして説明できるのか、が宗教です。
2. 信者を集める
不安をあおってセールストークをしましょう。
不安になったり、困っていないと宗教に頼ったりしませんよね?
不安をあおるだけではなく、同時に助かる方法も教えるのです。
キリスト教であれば
キリスト教徒になり神を信じるのであれば、地獄にいくことはない。
ポイントは、わかりやすくて今すぐ行動できることです。
ピラミッドの一番底辺、一番人数が多くて頭が悪い人たちを取り込むことができるからです。
子供でもわかるようなことが実際に実行できないのだから、宗教という「理由」が必要なのです。
引用元:「完全教祖マニュアル」架神恭介/辰巳一世
信者の見つけ方
親族、弱者です。
親が創価なら子どもも自動的に創価の人になります。
引っ越したばかりでさみしい、知り合いもいない人がターゲットになりやすいです。
創価の場合はどうやって布教するのか?を主人に聞いてみました。
いきなり声かけたりはしない。初対面でも友達でも悩みを打ち明けてくれた人に伝えたりする。向こうからどうしてそんなに元気なんですか?と聞かれることも多いよ。
主人の実家の仏壇には「ご祈念 入会」と書かれた紙が置かれています。
その紙には何人もの名前が書いてあります。
入会するよう祈っているのです。(恐怖)
3. 信者に布教させる
信者に布教させるのは、新規獲得のためより、既存の信者を脱退させないためです。
勧誘して断られたり、世間から離れると
自分の居場所はここしかない。理解してくれるのは、教祖とここの仲間だけ!
となり、ますます信仰心が強くなります。
教祖のあなたが何かする必要はありません。
偶然起きたことだって、第三者が勝手に尾ひれをつけて、口コミで大げさに広まっていきます。
事故にあわずに済んだ。祈っているから、命守られた。
この手の話は創価の主人からよく聞きます。
単なる偶然が大きくなったうわさ話です。
うわさや口コミである商品がバカ売れするのと同じく、宗教は信仰心があるからお金は簡単に集まります。
宗教ビジネスのすごさは継続的な収入
宗教団体は継続して収入が入るしくみがあります。
紙切れのおふだとか、お守りなどその物質自体に価値がないものに値段をつけて売っています。
高額でも売れます。
なぜでしょうか?
おふだに「信仰心」という強力な価値がついているからです。
まったく信仰していないなら、おふだとかゴミですよね。
物すら売らずに寄付だけで、莫大なお金が集まります。
お坊さんはカウンセラーである
お坊さんの仕事はカウンセリングに近いです。
人の話を聞いたり、話したりすることでお金をもらいます。
宗教の教えである、仏様がいるというウソをついているのです。
生きている間は嫌なこともたくさんありましたね。でも仏様がいるから、冥土にいって安心して過ごせますよ。心配しなくてもいいですよ。
そういって遺族を安心させているのです。
それで遺族が納得して、お金を払ってくれます。
適当なウソ(教え)をいって、お互いいいようにしているのです。
信仰心がある方もいらっしゃると思います。
神様仏様を信じている方もいるかもしれません。
お坊さんは仕事としてお経を唱えていることは事実です。
人間革命は超絶ベストセラー
創価学会の本「人間革命」が超ベストセラーです。
ベストセラーである理由は簡単です。
信者が何冊も買っているからです。
実際、中身をしっかり読んでいる人は少ないと思います。
主人の実家にも人間革命がずらり並んでいます。
全く同じ本が何冊も積みあがっているのを見ました。
我が家にも全部あります。
単行本から文庫版まで、さらに創価関係の本ばかりです。
書籍だけではなく、聖教新聞の購読料が主な収入源です。
年1回の財務といわれる寄付もあります。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
信者を操る方法3選
教祖になったあなたは、以下のことをすることで操ることができます。
- 不安を与え続ける
- 定期的な集まりを開催する
- 規則でしばって囲う
不安を与え続ける
信者を集めるの章で述べたように、不安を与え続ける必要があります。
困ってないけど、実は困ってるんだよ、ということを気づかせます。
わからないという不安はだれにでもあります。
権威がある人、教祖が言ったことを信じているのです。
信者は、本当かどうかわからないことを正しいと信じているのです。
私が創価に勧誘されたとき、主人も含め創価の人全員からこのことを言われました。
幸せになりたくない?
自分の現状に満足して幸せだと感じている人はいないですよね。
お題目をあげれば幸せになれるよ、いい方向に行くよ!
あなた実は不幸なのよといわれているようなもんです。
定期的な集まりを開催する
創価がこれほどまでに大きくなったのは、定期的なイベントだと思います。
創価でいう座談会は、学校でいう分団レベルの小さい地区単位で行われます。
地区内のだれかの家に何十人と集まります。
近所に知り合いができると、コミュニティ自体に価値がうまれます。
信者に役職を与えることもポイントです。
文化祭のようなちょっと大変なイベントをやり遂げたことで、連帯感がうまれます。
うちの主人はそれなりの役職をもらっています。
部員さんの家にいったり、励ましにいったり、イベントの準備や警備などなどボランティアしています。
先日、部員さんに頼まれて、ポケモンのグッズの応募をしていました。。使われているだけです。
規則でしばって囲う
ちょっと厳しめのルールを作って、従わせるのです。
断食や豚肉を食べてはいけないくらいの規則です。
例えば豚肉を食べないことで、豚肉を食べている人を見て、自分は特別だと感じることができます。
所属している集団と、それ以外の世界を断つことができるメリットがあります。
私はアムウェイに片足つっこんでいたので、この「囲う」という表現はよくわかります。
アムウェイビジネスに関わると、人間関係がアムウェイ仲間だけの生活になります。
みんなが知らない情報を知っているとか「特異性」を感じることができます。
余談ですが、アムウェイの人いはく、
「創価の人は仲間意識が強いから、1人OMに引っ張ってこれると10人以上は増えるよ」と言っていました。
私のアムウェイの体験談はこちらの記事です ⇒ 【体験談】アムウェイの勧誘から退会まで|断り方のヒントを紹介
正しいことをしている正義感には勝てない
何に価値があるのかは、人それぞれです。
どんな宗教でも、信者を増やすことが正しいことだと思い込んでいます。
布教することで幸せになると本気で信じているのです。
正しいことを教えることで、幸せになってもらいたいと本気で思っているのです。
なんだかスピリチュアルぽくなってきました。
詳しくはこちらの記事をどうぞ ⇒ スピリチュアル沼にはまってない?はまる人はこんな人!高額でも払ってしまう理由
宗教はだれにでも、頭が悪い人にもわかりやすいようにする必要があります。
頭が悪い人には「神様が豚肉を食べてはいけないと言っている」の方が伝わるからです。
教えの思想も必要ですが、規則でしばることで行動の基準も作ることにもなります。
まとめ
- 教えを作って、不安をあおり、信者を集めて信者に布教させる
- 信仰心があれば、継続的に収入が入る
- 定期的なイベントを開催し、規則でしばることで信者を囲う
私は、主人が創価を辞めてくれないかと考えたこともあります。
でも無理です。
幸せになれると本気で信じているからです。
引用・参照させていただきました「完全教祖マニュアル」はキリスト教は実はカルト宗教だった!など興味深い内容です。
このマニュアルに従って教祖になった方の口コミものっています。