誰にも言えない悩み。記事にしても誰にも読まれないかもしれないでも誰かも同じことで悩んでいるかもしれない。そう思って書いた記事↓のアクセスが増えているのです。
この記事は前回の記事⇒【体験談】小学6年生でも自転車に乗れない!原因と克服した方法を紹介します から自転車話を続けます。
中学生にもなって自転車に乗れないなんて、えっ!って思いますか?
うちの息子は乗れません。
正確にいうとある程度乗れますが、乗り慣れていないので自分一人で自転車に乗って出かけることはできません。
我が家は自転車通学の範囲ですが、中学は徒歩で通学しています。片道40分の道のりです。自転車通学はできていません。
小6から中1にかけて数ヶ月間のできごとを記事にしました。自転車の練習と乗れないことで起きる問題を紹介します。
春休みに自転車の練習
中学の入学説明会で我が家は自転車通学できるとわかりました。
しかし、息子は自転車に乗れません。
本人も乗れないことがわかっているので、中学まで歩いていく!と言います。
このままではまずいと思い、練習しようと説得しました。
公園で自転車の練習
春休みに入り公園で練習しました。主人の実家近くの小さい公園です。
公園内や公園の外側は走れるようになってきましたが、見ているとまだまだ不安定でふらつきます。肩や手に力が入っています。リアルに電柱にぶつかっていました。
そして、ふいに倒れる、もしくはペダルに足をぶつけると怒ります。
「こけないとうまくならない」
そうなんですが、みんな言われることなんですが、おばあちゃんとかにもめっちゃ言われますが、、こけたくないですよね。
親が怒り気味にいってしまうと、子どもはますます委縮して乗らなくなってしまいます。
甘やかしとやさしさとせつなさと(?)、、教えるのって本当に難しいです。
しかし、このままでは何も変わりません。
一回だけ!と説得し、これまで乗っていた自転車で中学までいってみました。
お試し自転車通学
私も自転車に乗って2人で中学まで行きました。
結果、ほとんど乗っていない!!悲しい。
息子は自転車にまたがったまま、足で地面をけって進んで中学まで行きました。
途中、人気のない道路で1区画(20mくらい)こいで乗りました。これだけです。
それ以上は本人が嫌がり乗りませんでした。悲しい。
ハンドルがまっすぐにならなくて左右にぐわんぐわんするんです。それで何かにぶつかりそうになり、やめてしまいます。
ある程度スピードを出さなければバランスがとりづらいのですが、この感覚をつかむまでは何度も乗るしかありません。
なんとか中学までたどり着きましたが、その時点でお尻が痛い、手が痛い、肩がいたい、、となり、帰り道は一度も乗ってくれませんでした。悲しい。
自転車を引いて(押して?)帰りました。自転車にまたがることさえもしなかったのです。
息子は歩いていくというので「じゃあそうすれば!絶対自転車の方が楽だよ」と投げやりなことを言ってしまいました。
声掛けって本当に難しいです。
しかし、実際中学生活が始まると、自転車に乗れないとやっぱり厳しい!という事実に向き合うことになるのです。
中学の自転車事情
息子の中学はこんな感じでした。
入学式から1週間は、自宅がどれだけ遠い生徒でも徒歩通学です。週末があるので正味4日間です。
自転車通学をするためには、このステップが必要でした。
- 自転車通学の申請をする(入学時にもらうプリントに記入して提出)
- 通学路を記入して提出(地図に赤ペンで道路をなぞる)
- 自転車通学の説明を受ける(体育館で説明会、生徒のみ)
- ヘルメットとステッカーを学校で購入(2,600円程度)
これらはほぼ同時期に行われました。
この段階を踏んで、ようやく自転車通学できるようになります。
自転車の指定はありませんが、後ろの荷台に荷物をひもでくくりつけるので、荷台がある自転車でないとダメです。
自転車に乗れないうちの息子はしばらくは徒歩通学になります。でもいつかは自転車通学するだろうと、ヘルメットなど購入しました。
さらに、制服を購入したお店で雨の日用のかっぱも購入しました(4,200円也)。
自転車は主人が通勤に使っていた26インチの自転車があるので、それを使うことにしました。26インチの自転車は大人が乗るサイズの自転車です。
この26インチの自転車が、また自転車通学を妨げることなりました。
自転車通学できないと発生する問題3つ
自転車通学できるけど、徒歩通学することで体力はつきます。でもやっぱり疲れます。とくに中学生になって環境が変わりすぎることで、慣れるまでしんどいですよね。
- 身長140㎝!足が届かない
- カバンが重すぎてつらい
- 部活がある日は疲労倍増
身長140㎝!足が届かない
息子の身長は140㎝くらいです。
はい、そうなんです。サドルを一番下まで下げても地面に足が届きません。つま先がつくくらいです。
息子と同じ身長の子でも大きい自転車に乗っている子はいます。少しは届く子なら大きい自転車も乗れます。
しかしそれは、自転車に乗り慣れている子だからの話です。
まだ慣れていない息子にとって、26インチの自転車に乗ることはさらに難易度が上がりました。
雨の日だともっと心配です。
さらに追い打ちをかけるように、問題が発生しました。
カバンが重すぎてつらい
通学カバンが重すぎるのです。
測ってみたら10㎏ありました。
こんな重さのカバンを肩にかけて、40分の道のりを歩く、そして小柄な体形で…!
なんだかかわいそうになってきてしまいました。
置き勉は多少できますが、タブレットを持ち帰ってきます。充電がすぐなくなるからだそうです。(学校でしてくれないのか?)
徒歩通学の子はリュックを使います。我が家は自転車通学!と思い、学校指定のリュックは購入しませんでした。自転車通学者用のショルダー?タイプを購入しました。
「自転車に乗れたら楽になるのにな」
何度こう思ったことでしょう。そして何度も息子に言ってしまいました。息子は返事はせず、黙るばかりです。ごめんなさい。本人もわかっているのです。
乗れない弊害がここにきて、自転車に乗れない息子におそいかかります。
自業自得、あるいは早く教えなかった親の責任といえばそうなのかもしれません。本人の乗りたいという気持ちがなかったからしょうがなかったのです。(言い訳)
結局「肩が死ぬ」と訴える息子のためにリュックを購入しました。6,000円くらいです。そして徒歩通学を続けています。それでも重すぎて肩が死ぬと毎日のように言います。
部活がある日は疲労倍増
部活はだいたい6時前に終わりますが、片付けが30分ほどかかるそうです。
それから40分かけて帰ってくるので、帰宅は7時を過ぎます。
実は、、途中まで車で迎えにいっています。
甘いですかね?甘いですよね。毎日ではないですよ。でもあのカバンの重さと、学校と部活で疲れている状態をみると心配で助けたくなるんです。
ちなみに、教科書だけで学校指定のリュックはいっぱいになります。体操服や部活Tシャツ、ハーフパンツ、シューズは別のリュック(私物)に入れます。つまり、リュックを前後に背負って登下校しています。。
部活は週末や祝日もあり、午前中3時間です。週末は試合もあります。もしや練習試合とか自転車で行くとか…!?
試合となると、電車や車(親の送迎)で向かうことになっています。でも練習試合で他の中学だったら、自転車で行くよな、、?
これは乗れないとますますまずいことになってきました。
中学生になってもまだ自転車に乗れない
今後も息子の自転車事情を紹介していきます。この記事であなたの悩みは解決できませんでしたよね。ごめんさない。
身長が伸びて、26インチの自転車が乗れるようになることを願うばかりです。
次回の記事では「自転車通学しています!」と報告したいです。
中1にもなって自転車に乗れないなんて、親のせい、甘やかしたからだと言われたら、、何も反論できません。
誰に何を言われようと「乗れない」という事実は変わりません。変えないなら、乗れるようにするしかないです。
甘やかしとやさしさ、寄り添う気持ちと、突き放すことのバランスって本当にわかりません。難しいですよね。
「子どものためを思って」という気持ちは、時にやさしさではありません。子どもの幸せを親が勝手に親の都合で捻じ曲げていることだってあるのです。やさしさとはやさしく声掛けすることだけではないです。厳しくすることがやさしさとなるときだってあります。
また脱線したので終了します。最後まで読んでいただきありがとうございました。
【後日談】
2学期も終わる12月、息子はまだ徒歩通学を続けています。学校から「自転車通学で登録しているから、徒歩通学に変える?」と聞かれました。ただし、一度徒歩通学にすると自転車通学に変更できないとも言われました。なんで!!
息子は歩きでいい!と言いますが、自転車通学に変更できないとなると迷います。学校からは「安全が第一なので、しっかり安全が確保できたら自転車通学と学校に知らせてください」とのこと。つまり、自転車通学だけど歩きという状態を続けています。
帰り道の半分くらいまで友だちと楽しそうに話しながら帰ってくるので、このまま歩きでもいいんじゃないかとも思ってしまいます。