【体験談】小学6年生でも自転車に乗れない!原因と克服した方法を紹介

くらし

6年生にもなって自転車に乗れないなんて恥ずかしい。

中学生になったら、自転車通学になるのにどうしよう。

このような悩みがある方へ向けて、我が家の体験を紹介します。

乗れない原因と克服した方法を紹介します。

結果、すぐ乗れました。

小6長男はすぐ乗れました。

小2の次男はまだ乗れません。

こんな悩みうちだけかも?と思わないでください。

同じことで悩んでいる人はいますよ。

玄関で自転車がほこりをかぶったままになっていませんか?

自転車に乗りたいなら練習するしかない

(ほこりをかぶったままの玄関のオブジェとなる息子の自転車)

最初に少し精神論を語ります。

本人が自転車に乗れなくていいといっているなら、本人の乗りたいという気持ちを待った方がいいです。

親の立場から見て、乗れないなんて恥ずかしいと思うのはよくわかります。

子どもは親が恥ずかしいからとか関係ないです。

無理やり練習させても、うまくいきません。

本人が自転車の必要性を感じないと無意味です。

本人が乗れるようになりたい!と思わなければ自転車に乗れなくてもいいです。

ちびまる子ちゃんの同級生、関口くんが言っていました。「絶対乗りたいっていう気持ちがないとダメ」

自転車に乗れない原因は乗る必要がなかったから

自転車に乗らなくてもよかったから、本人も親も必要性を感じていませんでした。

教えるべき親がさぼっていた!といわれればそうかもしれません。

学校終わりでもまっすぐ帰ってきて、ずっと家にいます。

休日も家にいて、友達同士で遊んだりしません。

友達の家や公園に集まったりが「普通」なのかもしれません。

しかし、息子二人とも、今の状態で不満はないようです。

遊びにいったりしないの?

しない。家がいい。

学校で友達と仲良くしてるならいいやという私の考えで、本人の気持ちにまかせていました。

必要性がなく、親の怠慢と子どものやる気がなかったから、6年生になるまでほおっておいたのです。

しかし、中学は自転車通学になるため必要性にせまられ焦りました。

中学校まで歩いていく!という息子のために、息子と2人で中学まで歩いて行ってみました。40分ほどかかりました。

自転車を克服した方法

結果、練習したらすぐ乗れました。

年長さん、1年生ならともかく、6年生なら力も体力もあるので力でどうにかなりました。

2台目の自転車から本格的に練習

長男が1年生の時に18インチの自転車を購入しました。

しかし!大して練習することなく、すぐサイズアウトしました。

月日は流れ、、4年生のときに24インチの自転車を購入しました。

このとき身長は130㎝くらいで小柄です。

せっかく新しい自転車買ったからな。

このもったいない精神がまずかったです。

甘やかしてはいけない!乗ってもらわねば!

親の都合で焦りを与えてしまいました。

やり方もまずかったです。

後ろを持つだけで、いきなりペダルをこがせました。

うまくいくわけありません。。

こけてけがしたり、ふくらはぎをペダルでぶつけたりしました。

息子はいやになって不機嫌になって、、、終了。

挫折しました。

親の私がスパルタで厳しくいくべきなんでしょうが、、

甘いよ!と思われるでしょう。

励まされても余計に嫌になるというか、追い詰めてもなあと思いました。

もしかして、練習方法おかしいのかも?

と思っていたところ、たまたまEテレで見かけました。

うろ覚えですが紹介します。

うちはこれでうまくいきました。

自転車をこげるようになるまでが重要

(この写真は次男です)

  1. 自転車にまたがり、両足で地面をけって進む(ペダルに足をのせない)
  2. その状態で、両足が地面を離れた状態を安定させる(バランスをとり、乗っている感覚をつかむ)
  3. 片足をペダルにのせて一度だけ踏み込こみ、そのまま数メートル進んでみる
  4. 利き足でできたら、反対の足でもできるように

ポイントは、最初からペダルをこがないことです。

怖いので、力をいれて踏み込むのが弱くなってしまいます。

ハンドルを持つ手に力がはいり、腕や肩がいたくなってきたら休んでください。

力いれなくていいんだよ。

そういっても、感覚がわからないので伝わりません。

力いれなかったら、どうやって持つの?

と突っ込まれました。

怖いのは最初の一歩です。

走りが安定するためには、ある程度のスピードが必要です。

ハンドルが左右にぐわんぐわんならない程度に最初の踏み込みが強く入れば、そのまま惰性で進みます。

4までできたら、もう勝ちです。

いよいよ後ろを支えるか、ハンドルを一緒にもってあげてこいでもらいましょう。

目線はちょっと前、足元を見ない

わかっているけど、なかなかできません。

怖いからです。

こればっかりは練習して慣れるしかありません。

ふらふらしながらでも乗れるようになってきたら、あとは回数こなすしかありません。

そのうち支えなくても乗れるようになります。

成功のヒント3選

  • 長袖、長ズボン着用
  • 近所の公園ではなく、遠くの公園などで練習
  • 親の声掛け

長袖、長ズボン着用

長ズボンは必須です。

ペダルで、すねやすねの裏側をケガします。

ペダルで弁慶の泣き所を強打してしまえば、それだけでやる気をそがれます。

長男のすねは青あざだらけになりました。。

転んでしまったときに、長袖やひじ当てがあれば安心ですね。

不安要素を一つでも消しておきましょう。

近所の公園ではなく、遠くの公園などで練習

子どもにもプライドがあります。

同級生や下級生に見られたくありません。

自宅近くの道路や公園はやめましょ。

うちは主人の実家がある公園まで行って練習しました。(車で20分くらいのところ)

アスファルトの方が走りやすいので、舗装された場所があるところがベストです。

親が大きい声で「前見て!」とか叫ぶので、人が少ないところがいいですね。

声掛け重要

うまくいったのは少しだけやることと、練習後のごほうびです。

子どもにやる気を出させる方法は難しいです。

焦るのはよくわかります。

でも、短期間で達成させようとするとうまくいきません。

本人のやる気が重要なので「もうやめる?」ときいて「もうちょっとやる」といってくれたらしめたもんです。

付き合ってあげましょう。

ごほうびといっても、物を買ってあげるのではありません。

息子の場合は「公園でサッカーしたい」でした。

30分だけ練習したら、サッカーやろう!という約束で外に連れ出すことができました。

モチベーションのためには、ゲーム時間を増やす、物で釣ることもありです。

失敗した声掛け

焦りから、子どもを追い立てる言葉をつい言ってしまいますよね。

しまったなと思った声掛けを紹介します。。

「中学は歩いていくの?」

「歩いたら30分はかかるよ」

「◯◯(次男)の方が先に乗れちゃうよ」

これ全部怒り気味のテンションです。ごめんなさい。

 

我が家の場合は小2の次男の存在が大きかったです。

次男もいっしょに練習しました。まだ乗れません。

次男の方が先に自転車に乗れるようになると、さすがに嫌でしょうからね。

まとめ

追い込まれたら、どうにかなります。

本人が、乗りたい、乗らなきゃという気持ちがないかぎり親が何言っても聞きません。

我が家の体験がどなたかのお役に立てればうれしいです。

後日談はこちらの記事で紹介しています。⇒ 【中学生になっても自転車に乗れない】中1の自転車事情を紹介します