職業訓練校は3ヶ月で終了します。
その後、2ヶ月間インターンシップつきのコースを受講しました。
こんな疑問がある方はこの記事を読み進めてください。
- 職業訓練のインターンシップってどうやって決まるの?
- インターン先はどんなところがある?
- どんな仕事をするの?英語をどの程度使うの?
- 訓練終わったら、再就職できる?
この記事では、2ヶ月間のインターンシップの体験を紹介します。
どういった職場があるのか、仕事内容や勤務先での出来事などを紹介します。
自分のいきたいところへインターンできるわけではありません。
この経験が再就職につながった人はもちろんいます。
適当に過ごしていたら、もったいないですよ。
だれかがちゃんとみています。
3ヶ月の訓練の内容はこちらの記事をどうぞ。
失業給付をもらっているので、もちろんインターンシップ先から給料は支給されません。
インターンシップ先は選考で決まる
学校のオリエンテーションで、インターン先候補の説明を受けます。
仕事内容、TOEICの目安の点数、卒業生の話などです。
仕事開始までの流れです。
- 第3希望まで用紙に書いて提出
- 学校側で選考、決定
- インターン先で面談
- 仕事開始
1. 第3希望まで用紙に書いて提出
自分が行きたいところへ行けるわけではありません。
あくまで希望です。
第3希望まで用紙に書いて提出します。
![](https://skysimpleday.com/wp-content/uploads/2020/08/necchusyou_face_girl2.jpg)
どこに行きたいとかわからないなあ。どうしよ。
訓練卒業生のレポートをみることができます。
具体的な仕事内容や、感想、そして受け入れ先からのコメントが書いてあります。
希望を提出するまえに、じっくり読んで考えました。
2. 学校側で選考、決定
学校のスタッフから口頭で、ここに決まったと伝えられました。
きちんと理由も説明してくれたと思います。
他の生徒に聞くと、だいたい第1希望どおりだったように思います。
しかし、インターン先によって、受け入れる人数が決まっています。
希望者員受け入れてくれるところもありますが、1名のみのところや、TOEIC重視のところもありました。
3. インターン先で面談
面談は自分、学校のスタッフ、インターン先の担当の方と話します。
複数人の場合は、全員まとめて面談でした。
![](https://skysimpleday.com/wp-content/uploads/2020/08/suit_woman_smile.jpg)
面談なので、もちろんスーツ着用です。
そこでお世話になることは決まっているので、具体的な仕事内容などの説明を受けました。
勤務時間や、勤務体制など相談しながら決めていきます。
服装や、お昼休憩についても説明を受けました。
実際にお世話になる現場担当者にあいさつをして、終了でした。
4. 仕事開始
私が体験した仕事は、後の章で紹介しますね。
インターン先は事務・接客・専門的分野
インターン先は10ヶ所ないくらいだったと思います。
受け入れ先はわりとありました。
- 事務系(派遣会社、リサーチ会社)
- 接客系(旅行会社、ホテル、大型書店)
- やや専門的なところ(翻訳会社、特許事務所、学校)
実際、これらのインターン先に行った生徒の話をもとに紹介します。
事務系(派遣会社、リサーチ会社)
オフィスワークの経験がある方は問題なくこなせると思います。
むしろ、事務の経験がない方におすすめです。
電話応対などの業務はほぼなく、わりと雑用みたいです。
派遣会社では、総務のお手伝い。
リサーチ会社ではリサーチのお手伝いで、仕事以外にも課題が出されます。インターン終了までに、自分で何かを調べてまとめ、会社に提出します。
仕事中にすすめてもOKです。
![](https://skysimpleday.com/wp-content/uploads/2020/09/pose_english_shrug_woman.jpg)
英語はほぼ使いません。
接客系(旅行会社、ホテル、大型書店)
対人業務です。
お客様からみたら、インターンとか関係なく現場に立つ必要があります。
私の代では、旅行会社とホテルに行った人はいませんでした。
ホテルはベルボーイやレストランでの仕事です。
旅行会社はカウンターではなく、バックの仕事だったと思います。(あいまいですみません)
洋書を扱う大型書店で販売の仕事もありました。
![](https://skysimpleday.com/wp-content/uploads/2020/09/whitewoman1_laugh.jpg)
外国人と英語で会話する必要があります。でもそれほど話す機会はありません。
やや専門的なところ(翻訳会社、特許事務所、学校)
翻訳会社
翻訳会社は超難関です。
TOEIC900以上ないと難しいとはっきりといわれました。
私の代では、ここを希望した人さえいませんでした。
特許事務所
特許事務所は英語はそれほど使わないです。
お茶出しや先生の相手など、雑務が中心です。
少し翻訳の仕事があります。
あまり体験できる職場ではないので、興味があればおすすめです。
学校
自分たちが通っている学校もインターン先でした。
小学校とかではありません。
サポート業務なので、コピーとかの雑務中心です。
学校の裏側、先生たちの裏の顔が見えます。。。
![](https://skysimpleday.com/wp-content/uploads/2020/09/pose_english_shrug_woman.jpg)
ビジネス英語を勉強したのに、それをバリバリ活かせるというわけではなかったです。
洋書売り場での仕事体験
この章は私の経験を紹介します。
私は第2希望で、書店を選びました。
理由は事務は経験があるので、ちがう職種をやってみようと思ったからです。
洋書売り場だからといって、英語を使う機会はほとんどありませんでした。たまーに英語を使って接客をする程度です。
販売なので、レジ業務ばかりでした。レジ打ちや図書カードの処理、そしてプレゼント包装、カバーかけです。
これに慣れれば問題なかったです。
しかし私は体重が減りました。
責任者は男性であとは女性ばかりの職場でした。
警備員呼ぶレベルのあぶないお客様がいても、だれも助けてくれず、ひとりで対応していたこともありました。
他の売り場の従業員の目も怖かったです。
接客しているときに、わざと本棚の引き出しを開けにくるとか。
なぞに変装して、わざと私のレジで買いにとか。
![](https://skysimpleday.com/wp-content/uploads/2020/08/necchusyou_face_girl4.jpg)
2ヶ月の辛抱だ。。
英語は話す機会は、ほとんどなかったので残念でした。
私がこの職場で学んだことは、女性ばかりの職場はやっぱり無理だな でした。
仕事ぶりはだれかがみている
真面目にやっていれば、見てくれている人はいます。
インターンとは言え、適当に、不真面目にやってはもちろんだめです。
仕事なので、職場と学校、さらに来期のインターン生に迷惑がかかります。
聞いたエピソードを3つ紹介します。
スカウトされた
ホテルにインターンにいった方の話です。
ルームサービスを提供していたお客様から仕事ぶりを買われました。
そのお客様は一流ホテルの方だったのです。
ホテルマンとしてスカウトされ、その一流ホテルに就職しました。
翻訳会社を紹介された
英語学校のインターン生の話です。
丁寧な仕事ぶりが評価され、個人経営の翻訳会社を紹介されました。
そんなことまで確認する?くらいの細かい丁寧さが、翻訳では活かせるという学校側の判断でした。
そのまま正社員
難関の翻訳会社へインターンに行った方の話です。
かなりできる方だったらしく、そのまま正社員として働いてほしい!となりました。
訓練のおかげで再就職できた人はほんの一部
事務系の仕事をしたことがない人が、インターンを経験をしたことにより、事務系の仕事につけた人がいました。
しかし「英語を使った仕事」についた人はかなりの少数。
訓練終了後、全員が就職できるわけではありません。
希望通りの就職先に出会える人はほんの一握りです。
私は学校に通ったことはプラスにはなりました。
しかし、インターンでの経験はただの経験にしかなりませんでした。