【体験談】克服できない?だれにも言えない悩み|過敏性腸症候群ガス型の症状

まじめさん

この病気の症状がある方は、だれにも相談できず苦しい思いをしているでしょう。

  • 過敏性腸症候群の原因ってなに?
  • 治るのかな?
  • 何か対策はできないだろうか、、?

 

この記事を読んでも解決しません。克服できません。

ただ、同じことで悩んでいる、と思うだけで少しは安心できればと思います。

過敏性腸症候群の原因は自律神経

原因は自律神経の異常、つまりはおなら恐怖症になっているということです。

腸の運動をコントロールするのは自律神経です。

過敏性腸症候群はIBSといわれます。便秘型、下痢型、ガス型があります。混合型の方もいます。

過敏性腸症候群ガス型の症状はこれです。

  • おならが無意識に出てしまう
  • においがもれてしまう
  • おなかが張る

なりやすい人はこんな人です。

  • 神経質
  • まじめ
  • 完璧主義者
  • 不安を感じやすい

治したいなら自律神経をどうにかしないと治りません。

かなり難しいです。

緊張状態が続くのはつらいです。

腹部がどきどきしてくるというか、お尻が熱くなってきます。

そうなると漏れてくるので、早く時が過ぎるのを願うしかありませんでした。

はやく終わって!!

お尻に力をいれてがまんしているので、腹筋もしんどくなってきます。

自分全体がおなら臭くなってきているような、自分の息も臭くなっている気がしました。

ずっと匂いがもれているようでした。

治したいなら自律神経をどうにかしないと治りません。 かなり難しいです。

私は自分の症状が病気だと分かったのは、発症してから25年後です。

教室のイスは最悪、地獄の学生時代

症状が出始めたのが中2あたりです。

当時は携帯もなく、インターネットが身近ではありませんでした。

今私が悩んでいる症状が病気だとは思いませんでした。

だれにも相談できずに、ずっと一人で悩んでいました。

どうしたらいいの?

後ろに人が座っているだけで無理でした。

授業中、全校集会、卒業式とか

後ろにだれかいて、鼻をすする音が聞こえたら、終わったなと思っていました。

最悪だ、早く終わってくれ

そして悪口いわれ、陰口たたかれていました。

電車やバス、映画館なんかの背中から包まれているタイプのイスは安心するのか、症状はまだましでした。

スカートのポケットに石けんなどいい香りがするものを入れて、お尻側に回してごまかせないかなと試しました。多少まぎれるかもしれません。

後ろを気にしないこと

後ろの人のことなんて気にならないくらい集中しているときは、ガスのことを忘れています。

例えばテスト中はある程度大丈夫な気がします。

眠いときとか、意識が自分の背後にないときは大丈夫でした。

一番効果があるのは気にしないことです。

でも相当難しく無理でした。

学生生活はひたすら耐えるしかありませんでした。

症状が改善した理由は環境

大学はいくぶんましでした。

席が自由に選べたりしたからです。

できるだけ一番うしろの席に座るようにしていました。

食堂など背中合わせ座るなら気になりません。

後ろの人の視界のほとんどが自分という状態になると無理でした。

急におならをしてはいけない、いけないと思うほど漏れてしまっていました。

後ろの人ごめんなさいと。

したらダメダメダメ…!

学校いかなくてもいいなら、いかなかったレベルで座るのがいやでした。

当時は「学校はいかない、いかなくてもいい」という選択肢すら頭になかったです。

自分の後ろの空間をどこかにテレポートできたらいいのに

学生時代の友人に会っても、おならのことを覚えている人はいないでしょう。自分が思っているより周りは気にしていないのかもしれません。そのときはおならした!と思われても、座っている状況が終われば忘れてしまうでしょう。

社会人になったらおなかが緊張する機会が減る

社会人になると、おなかが緊張することも少なくなりました。

デスクワークの仕事でした。

授業中のように「常に後ろに人が座っている状況」がなくなったからです。

それでも研修など、パイプ椅子にすわる機会はありました。

なんとか腹筋でおさえようと、息をとめて緊張状態をつくってしのいでいました。

母親になっても続く地獄

母親になってからも、保護者会や説明会等で学校に行く機会があります。

体育館でパイプイスです。

また地獄の始まりです。

開始時間よりかなり早く早く、一番うしろの席にすわることで逃れています。

現在はおなかが緊張しない仕事

現在は平日休みもあるパートタイムで事務をしています。

座りっぱなしではなくある程度動きがあります。

お休みのときはほとんど家にひきこもって、おなかをいたわっています。

薬を飲むことも考えましたが、きっかけは病気です。

自律神経失調症の薬は効果なし?

以前の職場で、ストレスが原因で自律神経失調症の症状がでました。

さすがに病院にいって、薬を服用しました。 漢方が多かったように思います。

薬の効果があったのかわかりません。

「退職する」と上司に伝えられたら症状は改善しました。

しかし、ガスの症状は治りませんでした。

薬で治る場合もあるかもしれません。

食生活などより気持ちの問題で、できる対策をするしかありません。

「気にしない」と考えることが大切です。

整腸剤でどうにかなるものでもありませんでした。

お尻をガード、おなかをいたわる対策

治すことは難しいですが、対策を立てることはできます。

病院にかかるのももちろんありです。

薬を飲むことで安心感を得られるからです。

  • 一番後ろの席にすわる
  • ガードする
  • 姿勢
  • お肉を控える、乳製品を控える 
  • できることなら意識を前に、後ろは気にしない

一番後ろの席にすわる

物理的な問題です。

可能であれば自分が一番後ろの席に座ることがベストです。

電車でも、新幹線や特急電車のような進行方向を向いている座席の場合は、できるなら一番後ろの席を指定できればベストいいですね。

可能ならお尻を座面につけるようにものすごく浅くすわります。

あるいは上着やカバンでお尻をガードします。

ガードする

私が高校生のときやっていたことです。

  • 制服の下に厚めの短パンをはく
  • イスの背もたれに上着やジャージをかける
  • 腰にジャージをまく
  • スカートの下にジャージをはく

わりと自由な校風だったので、できたことです。

特に冬場はジャージを活用している女子が多かったです。

匂いが気にならない下着なんかも今はあるようです。

一度試してみたいです。

姿勢

緊張すると、背中を丸めがちになります。

おなかを押さえつけるような姿勢になってしまいます。

骨盤で座るというか、背筋を伸ばして座るとおなかがまっすぐになります。

そうすれば、わりと意識がお尻にいかないと思います。

お肉や乳製品を控える

お肉を食べたあとは、悪玉菌というのか、特に腐った最悪な臭いになるので控えるべきです。

牛肉やハンバーグを食べたあとは漬物というか、腐敗臭がすごいです。

私は牛乳を飲むとおなかをこわします。

おなががぐるぐるするのでもともと乳製品が苦手です。

善玉菌を増やすという意味ではとった方がいいのかもしれません。

 

肉類をやめる、減らす、食事を減らしてみましょう。

動物性から植物性に少し置き換えてみましょう。

肉・魚・卵をから大豆・野菜に変えるのです。

難しいですね。

食事の量を減らすことは試す価値ありです。

たくさん食べてしまうと、一度に消化できません。悪臭のもとになります。

意識を前に、後ろは気にしない

これができたら苦労しません。

意識の問題です。

意識をお尻、おなかに向けないようにできたらいいのです。

  • 授業中なら授業に集中する
  • 他のよそごとを考えてみる

以前、何かの講演会でパイプ椅子に座っていました。

自分が一番後ろに座っていたので意識は前でした。

しかし、椅子が追加され、自分の後ろに人が座ってしまいました。

あーダメだ、帰りたい

講演に集中しようとしていました。

結局いつもの感じで漏れてしまっていました。

しかし講演会終了後、自分の後ろには人はだれもいませんでした。

緊張することなかったんだ

瞑想して、意識をコントロールできるようになると変わるかもしれません。

ひとりで悩んでいる人へ

この病気の若年化が進んでいるという情報があります。

小さい子どもが私と同じ思いをしていると思うだけでつらすぎます。

神経質なまじめな性格を変えろというくらいに克服は難しいのかもしれません。

克服するのは無理だと割り切ることも楽になるのかもしれません。

自分はこうゆう状態なんだと割り切って仕事を選ぶとか、後ろの席にしてもらうとか。

在宅でできる仕事なら、後ろの人を気にしなくていいですね。

この病気のことも忘れてしまうと思います。

これまで緊張しまくって、がんばってくれたおなかを休ませてあげたいです。