自分の性格を問題視して、自分のやりたいことにストップをかけていませんか?
- 人見知りの性格だけど、留学いってみたいな
- 留学行ったとしても、話せないんじゃ、、?
- 友達できるか心配だし、ムダにならないかな
- 留学行ったら、人見知りが克服できるかも
このように考えてしまうあなたへ、私の体験を紹介します。
この記事では、人見知りの私が体験したアメリカ留学を紹介します。
期間は1年で、20~21歳のころでした。
私は小さいときから、人見知りはどうにかしたいと思っていました。
経験値が上がるにつれ、見知っている場合ではない出来事に出会うため、多少克服できます。
その出来事の一つが留学したことです。
最初から失敗するかもと考えてしまってはダメです。
失敗するのは当たり前、うまくいったらラッキー!くらいでちょうどいいのです。
留学行ってみたいなと思えば、プラスの情報をキャッチしよう

まず情報を集めます。
調べていると、無理だなと思わせる障害がたくさんでてきます。

できないかも、やっぱ無理だわ。
一度できない理由を見つけると、その方向ばかりをアンテナがキャッチしてしまいます。
言い訳を見つけては、「ほら!やらない自分が正しい」正当化してしまうのです。

こんなにお金がかかるんだ、ほら!やっぱり無理だわ。すぐいけないしね、英語ができるようになるとは限らないし。
留学に限ったことではありません。
ここが一番難しいです。
きっかけは成り行きでもOK
最初の一歩「決断する」が難しいです。
きっかけは自分で決めたものじゃなくてもいいです。
私が留学しようと思ったきっかけは、成り行きです。
申し込んでいないけど、留学行けるメンバーに選ばれていました。
行ける権利を得たからです。
素直に行けばいいものを、考えすぎる性格がじゃまをしました。
「どうしよう」が頭の中に100個できた感じです。

いや無理だし、友達できないし、人見知りなのに海外なんて無理だよ、日本語でも無理なのに、どうしよう、生きていけない、、
(独り言や心の中では饒舌になるのはどうしてでしょう)
言い訳ばかりでも行くことを決めた理由
それでもやってみようかなと思った理由は3つあります。
- 「私は選ばれしもの」というえらそうな特別感
- 「今行かなかったら後悔する」というはっきりとした意思
- 今とちがう環境にいけば、自分も変われるのではないかという希望
日本の大学にいる、ネイティブの先生に聞かれたことを今でも覚えています。

どうして留学するの?

社交的になりたいから。
話せないのは英語力ではなく、自信のなさ⇒声が小さい!

人見知りの人はとりあえず声が小さいと思います。
かつ心配性、気にしすぎる、ネガティブな性格でしょう。
声の小ささはそれらを含む自信のなさの表れです。
2~3人だと話せるけど、5人とかになると発言できません。
自分が空気になります。
そしてそんな自分ダメだなととにかく落ち込みます。
私はそのタイプです。これのループです。
日本語でもそうなります。。

聞き返されるとびびる

あなたの声が小さすぎて、何言ってるのかわからないよ!
現地の先生に何度もいわれたことです。
さらに同級生、お店の人など、、はあ? みたいな顔をされたことは何度もありました。
とりあえず大きい声!!とはわかっています。
しかし声が大きい人は圧が強く感じます。
びびって圧倒されてしまってどうしても声が小さくなってしまいます。

日本人って声小さいよね。
これも先生にいわれたことです。
外国人て声が大きいイメージですね。実際そうでした。
しかしアメリカにだって声が小さく、内気な人ももちろんいました。
解決方法はひとつしかありません。
解決策は数をこなして自信をつけるしかない
声の小ささは自信のなさからきています。
自信をつけるしかありません。
自信をつけるループを起こすために必要なことは2つです。
- 数をこなして慣れる
- 自分は自意識過剰だと思う
数をこなして慣れる
慣れるというのはすごいことです。
私の場合、声が小さすぎて震えていたプレゼンもできるようになりました。
話す練習をたくさんしました。
プレゼンをやる機会もたくさんありました。
かなり事前に準備し、話す英語の文章をすべて打ち出してひたすら音読です。
一度発言できれば、あとは惰性です!
自分は自意識過剰だと思う
自分が思うほど、まわりは気にしていません。

あのアジア人、英語話せんの?
なんだあいつ?みたいな目で見られるのは当たり前です。
マイノリティですから目立つのは当たり前です。
声が小さいとか、英語おかしいとか周りは気にしていません。
このふたつがまわれば、自信につながります。

あなたのいっていることがわからなくて聞き返したんじゃないの。聞こえなかっただけ。なんていったの?
Huh?と聞かれて、固まってしまった私に友人がかけてくれた言葉です。

あなたのいっていることは伝わるから。
人見知りでも友達はできる!社交性アップのポイントは4つ

留学の目的のひとつ、社交性です。
友達は少しできました。
日本人同士でも話せないのに、さらに英語という壁があります。
最初の一言が自然と発せられるようになるまでしばらくかかりました。
社交性アップのポイントは4つです。
- 友達は少なくてOKと思う
- 同じ境遇だと仲良くなれる
- 話す相手や「ちがい」に興味をもつ
- 傷ついてもその分経験値が上がると考える
友達は少なくてOKと思う
友達は数が多い方がいいというわけではありません。
そもそも、言語の壁、日本人であるというハンデがあります。
予習・復習は絶対で、さらにたくさんの宿題をこなさなければいけません。
遊んだりする友達とのかかわりは、正直少なかったです。
私は一人でごはん食べていても、週末ずっとひとりでも気になりませんでした。
パリピになる必要はありません。
同じ境遇だと仲良くなりやすい
母語が英語でない人とは仲良くなれます。
共通点があるのは強いです。
それにまちがった英語でも全然問題ないと自然とわかっているから話しやすいです。
アメリカ人あるあるをよく話していました。

なんでアメリカ人は週末のことばかりきくんだろうね。
日本語を勉強している人や、日本に興味がある人は話しかけてくれます。
ここで日本のことをわかってないと答えられず落ち込みます。
(政治のことなんて説明できませんでした。)
日本のことを日本語と英語で説明している本をもっていきました。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
話す相手や「ちがい」に興味をもつ

あなたのスカートかわいいね。どこで買ったの?
服装や髪形をほめるのです。
そうすると向こうからたくさん話してくれます。
「これは英語でなんてゆうの?」「これってどういう意味?」
ジェスチャーや食べ物について聞いてみるのもいいですね。

ドクターペッパーってどんな味?ペッパーの味?

飲んだことないの?甘い薬みたいだよ。くそまずいから!
その後食べ物の話で盛り上がりました。
パリピになる必要はありません。週末、キャンパス内は飲み会だらけでした。
話す相手に興味をもつことが大事です。
相手のことや、日本とちがう習慣をつっこんで聞いてみましょう。
そして、質問返しをしましょう。
自分から心をひらけば、あとは流れます。
傷ついた数だけ経験値が上がると考える
たくさん傷ついて失敗を経験しましょう。
先生より、友達やクラスメイトにいわれたことの方がショックを受けます。
それでもいいんです。
数人でのディスカッションのときに、全く話せずついていけませんでした。
私の目の前で赤ちゃんの真似をされました。

彼女、赤ちゃんみたい。
やさしい人は気を使って話かけてくれます。
基本発言しないと、いないものとして扱われます。
ある友達に「あつまりどこに何時だっけ?」と聞かれたので答えました。
しかし「はあ?」みたいないまいちな反応で、他の人に同じことを聞いていていました。
単に声が小さかったのか、英語がおかしかったのかわかりません。
こんな小さなことでいちいちショックを受けていました。

私、信用されてない、、?
笑顔は重要です。
無表情というだけで話しかけにくいオーラが出ています。
あれ?今ひさびさにほほの筋肉使ったぞというときがありました。
よっぽど笑ってなかったです。

あの子変だよね。病気だよ。
あまりに沈んだ表情をしていたのでしょう。。
英語わからないと思われいるのか、堂々といろいろいわれていました。
人見知りの性格が改善したのは少し行動してみたから

経験値が爆上がりしたので、改善したと思います。
人見知りではないとはいえません。
思い切ってやってみようという勇気、勢いが増したと思います。
留学先は私を含め日本人は2人しかいませんでした。
これが大きかったです。
社交性ショック療法は効果あり
見知っている場合ではない状況に置かれれば変わります。
自分が「いやだ!できない!無理!」と逃げていたことをやってみるのです。
達成感と自信がつき、レベルアップ可能です。
英語力も社交性も行動あるのみです。
動くかとどまるかがで、変化を楽しめるのか、現状維持で満足するのかのどちらかになります。
鈍感になろう!
自分が思うほど周りは気にしていないです。
気にしすぎると表情も行動も固まってしまいます。
まとめ
人見知りなんて関係ないです。
やりたいことをやらずして人生終わるのはもったいないです。
- できない理由をさがさない
- 声は大きめで話そう
- まわりは自分のことは気にしてないと思う
- 相手に興味をもって笑顔で話す

だれも教えてくれないから、自分できかないとだめだよ。
ルームメイトの一言です。
感じたカルチャーショックのひとつです。
見知っている場合ではないのです。
空気を読む日本の文化の感じでいると自分が空気になっていました。
誰かがやってくれる、助けてくれると、他人のせいにしていてはいつまでたっても変わりません。
悔しくて泣いたことなんてたくさんありました。
でも逃げなかったのは、自分のまじめさとプライドが高かったからです。
こんな状態でやっていけるのか、このままでは送り出してくれた方たちに申し訳ないと思いました。
せっかくのチャンスを踏みにじって「無理でした、負けました」で、バツの十字架を背負っていく方が無理だと思いました。
苦労は将来の糧になります。
今でも人見知り発動します。
でも別に気になりません。
人見知りとは、「運動が得意」などど同じ「特技」だと思うようになりました。