うちの子どもはどこか他の子とちがうと感じていませんか?
- 子どもが神経質で、気疲れしている
- うちの子は人見知りがはげしくて、どうしていいかわからない
- 親の育て方が悪いといわれる
この記事では、人一倍敏感な子どもと向き合うヒントを紹介します。
このような疑問があれば、読み進めてください。
うちの息子もHSCかなと思うところがあります。
体験も踏まえて紹介します。
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あなたはダメなお母さんではありませんよ。
子ども敏感すぎるのは、親のせいではありません。
親が甘やかしているからではありません。
この記事を読んでいる時点で、あなたはとってもやさしいお母さんです!!
うちの子もHSCかも?簡単チェックリスト
書籍には23の項目がありました。
簡単にまとめると主に5つです。
これが完全にあてはまるならHSCです。
- 服のタグが気になる
- 電車など人が多いところが苦手
- 光やにおいに敏感
- ひとりでいるのが好き
- ちょっとしたことでかんしゃくを起こす
周りの影響を受けやすいので、新学期など大きな変化が苦手です。
これだけを見ると、子どもはそんなものでは?と思いました。
普通とちがう?どうしてこんなに敏感なの?
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うちの子はどうしてこんなに敏感なんだろう?
そう思うところがあれば、これから紹介するヒントを読み進めてください。
敏感なことは悪いことではないと思う
大前提として、敏感さのマイナス面ばかりに注目するのはちがいます。
この子はこの子でOKと思うことです。
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友達が多くて活発な子を望んでいたけど…
この子には別の宝物があるのです。
それを見つけていっしょに磨いていきましょう。
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うちの子ほんとにダメなんよ。こないだもね…。
周りに、子どもの悪いことばかり話していませんか?
子どもはちゃんと見ていますよ。
もし自分の失敗談を笑い話として、話されてたら、、?
嫌ですよね。
自慢話にならないように、マイナスに落として話してしまうことはよくわかります。
お子さん、すごいですねといわれても、
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そんなことないですよ。
程度で会話を終わらせてしまいましょう。
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そうですね。がんばっていますね。
って言えたら素敵です。
子どもの良い面をみると、気持ちが前向きになります。
子どもに気にしすぎといっても、気づいてしまうすごい子なんです。
他の人は気づかないから、気にならないだけです。
マイナスをプラスに考えましょう。
- 神経質、傷つきやすい ⇒ 繊細で優しい
- 人見知りをする ⇒ そうでない人には心を許している
- ご飯を食べない ⇒ 食べる量がわかっている
- 心配性 ⇒ 失敗のリスクが少ない
- 挑戦意欲がない ⇒ まずはじっくり観察の慎重派
まず、ネガティブに考えないことですよ。
子どものペースを尊重する
無理強いせずに、子どものペースを尊重しましょう。
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そんなわがままは通用しないよ!他に泣いている子いないでしょ!あんただけ!うるさい!泣くんじゃないの!
こういってしまうことはよくありますね。
保育園にいく前とか、、よく私も怒っていました。
しかし、これは完全にお母さんのペースです。
お母さんのペースではだめです。
子どものいうことを信じて、認める、言葉に出して伝えてみましょう。
人一倍安心感が必要なのです。
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そうなんだね。嫌なんだね。
(保育園児のお母さんは朝そんな余裕がありませんが汗)
うるさい!と怒っても何も変わりません。
子どもはうまく表現できないのです。
助けを求めているのに、逆切れしたり意地を張ったりするのです。
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自分の思い通りにならない。また言うことを聞いてくれなかった。
ひとつひとつのちょっとした結果が、敏感な子にとっては傷つく原因になります。
周囲からわがままととられてしまう原因です。
子どもの言うことに向き合って、聞いてみることから始めましょう。
子どもがかんしゃくを起こしたら、まず親が少しおちつくこと
引き続き難易度高いです。
子どもがパニックになったら、親の方が落ち着きましょう。
声のボリュームをあげてうるさい!と怒るのはダメです。
そして、聞いてあげましょう。
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そう、嫌だったんだね。
ポイントは肯定するのです。
まず、怒ってないことを伝えるのです。
抱きしめてあげて、気持ちに共感しましょう。
全部否定はダメです。
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そういうこときはこうすればいいよ。
注意ではなく、アドバイス的にサポートしてあげるのです。
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何で泣いてるかわからない。
こういう状況はよくありますよね。
気持ちを言葉にしていうことは、とっても難しいです。
大人だって難しいですよね。
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思うようにならなくて、嫌だったんだね。
何かが嫌で泣いているのですから、嫌という気持ちをわかってあげましょう。
子どもがかんしゃくを起こしたら、うるさい!と怒るのではなく、無理しなくていいよと伝えてあげましょう。
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大丈夫、大丈夫。
自己肯定感をいっしょに育てていく
子どものいうことを聞いて、肯定することで子どもの安心感につながります。
自己肯定感がこころの土台となります。
子どもを信じる
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なんかこの服、ちくちくするからいやだ。
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そう?気のせいじゃない?それ着なさい。
そうではありません。
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そうなんだ、ちくちくするんだ。
と信じてあげるのです。
敏感すぎる子どもは、自分にきびしく、いい子になりやすいです。
嫌な思いをしていたら、否定せず、共感することがポイントです。
自分の気持ちをわかってくれると子どもは安心します。
ネガティブな感情をはきださせる
「悪いことをいってはいけません」より「何でも話していいよ」の姿勢です。
人の悪口をいったり、汚い言葉を言うのは良くないのです。
しかし、ダメダメ!というより、はけ口を作っておかないとパンクしてしまいます。
心の安全地帯をつくる
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嫌になったら、戻ってきていいからね。
がんばってみようかなと思う気持ちの、背中を押す言葉です。
逃げ道をつくっておくのです。
息子が習い事に行きたくないと泣いた日がありました。
それでもまじめなので、やっぱり行くといって半泣きで向かいました。
私は入口で「嫌だったら、戻ってきてもいいからね。」と伝え、ぎゅっとハグしました。
息子は安心したのか、1人で向かいました(泣)。
敏感すぎる子どもは、細かいことを聞いてきたり、かんしゃくを起こしたり、文句が多かったり、、
ある意味、手のかかる子です。
それは、安心できる環境だから、安心して自分を出せているからこそなのです。
とても手がかかる状態になっているときは、その環境は、とてもいい環境で、子育てがうまくいっている証拠です。安心して自分を出せるから、そのようになっているのだと思っていただきたいと思います。
引用元:HSCの子育てハッピーアドバイス 明橋 大二(著)
『自分には味方がいる』という安心感が必要です。
安心感についてはこちらの記事でも紹介しています。
子どものいうことを聞くことは甘やかしではない
子どもの要求を受け入れることは、甘やかしではありません。
必要なことです。
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甘やかすから、わがままになるんだよ。
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過保護でしょ。子どものいいなりになりすぎ。
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親の育て方が悪い。だから子どもがわがままになるんだ。
ちがいますよ。
例えば、子どもの好き嫌いが多くて、親がそれを受け入れているという事実があります。
そうせざるをえない子どもの行動があるからです。
親の接し方が原因ではありません。
好き嫌いが多い ⇒ 食事の時間が楽しくないから、好みに合わせるようにした
そういう結果が親の行動です。
親の接し方が原因で、子どもの行動が結果ではないのです。
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うちだったら、そんなわがまま言わせないよ。
こんな意見はスルーしましょう。
他人との境界線をつくる
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あなたのためを思って言っているのよ。
他人はあなたのことを知りません。
従う必要はありません。
自分で判断しましょう。
一般的な「子育てアドバイス」とは距離をおくべきです。
そんな子育てアドバイスは的外れだったりします。
自分がまちがっているんじゃないかと思わないこと
まず我が子をみて、必要なことを必要でないことを親自身が考えていくのです。
目の前の子どもの声に耳を傾けてみましょう。
大丈夫、あなたがまちがっているんじゃないですよ。
この子はこの子でいい、私は私でいいのです!
他の子のタイプに無理に押し込めなくていいんです。
学校に行くことは普通のことではない
学校という環境は子どもにとって地獄だったりします。
学校はなかなか大変な場所だということを、大人が知る必要があります。
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学校を休ませると、甘やかしていると言われる。
周りの理解が得られないなら、境界線をひきましょう。
学校に行って帰ってくるだけで、子どもはどっと疲れます。
無理強いしないことです。
学校に行くようお母さんもがんばってきたけど、難しくなってきたから休ませているのですよね?
私が子どものころ(昭和)は、学校を休むという選択肢自体なく、嫌でも無理やり引っ張られて行かされた記憶があります。
どうしても無理なら、現在はフリースクールなど他の選択肢もありますね。
息子(当時小1)が「学校行きたくない、おなかいたい」と大泣きしたことがあります。
理由はわかりません。
でも、自分が子どもの頃を思い出し、休ませることにしました。
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いいよ。じゃあ今日は休みにしようか。
そう伝えたとき、安心して一瞬で泣き止んだ、子どもの顔が忘れられません。
次の日は学校に行きました。
私が大人になって、職業訓練校にいったとき、とっても疲れたことを思い出します。
知らない人と教室に閉じ込められていると、ストレスをどかっと抱えてしまいます。
子どもが小さい体で、こんな窮屈な思いを抱えているのかと思うと、学校にいくことは大変なんだと感じました。
完璧を目指さない
子どもが好きなお母さんは、失敗するお母さんです。
完璧にできるお母さんより、またやっちゃった!というお母さんの方が安心できるからです。
お茶こぼしたりするのは、大人だってよくやりますよね。
子どもだけに怒るのはちがいます。
子どもも、思ったことが完璧にできなくても、できたこともあるはずです。
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ここまでできてるじゃん!
できたことを認めてあげることが大切ですね。
大丈夫!うちの子はうちの子
- 敏感なことは悪いことではないと思う
- 子どもは感情をうまく表現できない
- 子どもがかんしゃくを起こしたら、怒らず肯定して聞いてあげる
- 子どもに安心感を与え、共感することで自己肯定感を育てていく
- 子どもの「わがまま」は親の接し方が原因ではない
- 周りの子育てアドバイスは無視しよう
- 親も子どもも完璧を目指さない
我が息子は、爪をかんだり、髪の毛をむしったり、時間割を何度も確認したり、時間にきびしく、自分にきびしく、悔し泣きをよくします。
うちの子はそんな子です。
HSCだからとか関係なく、うちの子はうちの子です。
全編カラフルで、マンガが多くとっても読みやすかったです。